六郷満山の古刹で、最盛期には十二坊を有し、香々地荘全域の信仰を集め六郷満山の中でも屈指の大寺でした。かつて霊仙寺講堂は隣接する六所神社拝殿の位置にあり、隣の実相院を支院としていました。

所在地:大分県豊後高田市夷1016

養老2年(718年)に仁聞菩薩により開基されました。霊仙寺は同寺の鎮守である六所神社の別当を務め、隣の実相院を支院としていましたが、明治時代初期の神仏分離令により現在の独立した寺院となりました。

江戸時代初期の作と言われる仁王像と楼門

山門としても威厳を放つ鐘楼門はもともと六所権現にあったものを廃仏毀釈の際に解体せずに村人の信仰により現在の位置に移築した貴重な建築物です。



楼門前に仁王像、右手には九州一大きな地蔵尊とその両脇には小さな仁王像があります。









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