臨済宗 東福寺派 福寿山 安養寺
応永11年(1404年)開基と伝えられる安養寺には、鎌倉期~南北朝期の作の国東塔や室町期作の石殿などがあります。

所在地:大分県豊後高田市真玉町中真玉5560

安養寺国東塔
鎌倉期~南北朝期の作 総高:198cm 石材:角閃安山岩
大分県指定有形文化財 昭和58年4月12日指定
基礎は一重で、一面には2個ずつの格狭間があります。基礎と反花は一石で彫られ、台座は蓮華座、反花ともに完備していて、また塔身は壺形です。笠は照屋根で、軒日は上にかるく反っています。相輪の先端部は残念ながら欠損しています。


安養寺石殿
室町期作
豊後高田市指定有形文化財 昭和52年1月12日指定

笠の下の方形主体部に六地蔵が片面3躯ずつ刻まれています。側面には、1躯ずつ仏様が刻まれています。


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